
看護師として働く一方で、3人の子どもを育てるママとしての毎日は、まさに時間との戦い。フルタイム+夜勤の生活に限界を感じ、「夜勤なし・パート勤務」へシフトチェンジした私。
この記事では、そんな私がなぜ夜勤なしパートを選んだのか、実際の収入や働き方はどうなのか、メリット・デメリットも含めて、リアルな体験をお伝えします。
3児ママナースが夜勤なしパートを選んだ背景
正直、フルタイムで夜勤もこなしていた頃は、心も体も余裕がありませんでした。
夫の帰宅が遅く、いわゆる“ワンオペ育児”状態。家事・育児・仕事に追われ、イライラすることも増え…。
「こんなに頑張っているのに、家族には笑顔を見せられていない。」
そんな気づきが、働き方を見直すきっかけになりました。
子どもたちとの時間を大切にしながらも、看護師としてキャリアも細く長く続けたい。
その答えが「夜勤なしパート」でした。
夜勤なしパートの働き方|実際の勤務スタイル
私が選んだのは“午前中のみのクリニック勤務(週3日)”です。
勤務時間9:00〜13:00。子どもたちを保育園や小学校に送り出した後に出勤し、午後はお迎えへ。
ポイントは以下の3つです。
・自宅から車で15分以内(送迎や家事を両立しやすい)
・夜勤・残業なし(家庭の時間を確保)
・子育てママの理解がある職場(急なお休みも相談しやすい)
結果、以前よりも気持ちにゆとりが持てるようになりました。
収入は?生活に支障はある?
気になるのはやっぱり収入面ですよね。
フルタイム時代と比べると、月収は半分以下になりました。
【夜勤あり常勤時代】
月収:約30万円(夜勤手当を含む)
【現在のパート勤務】
月収:約11万円(週3日・午前のみ)
生活は正直、節約モードです。でも、扶養内に抑えることで税金や保育料の負担が減り、思ったよりもやりくりできています。
夜勤なしパートでよかったと感じる瞬間
・子どもの授業参観や発表会に参加できる
・家族で一緒に夕飯を食べられる
・休日にイライラせず笑顔で過ごせる
「ママ、もう夜お仕事行かないの?やったー!」
子どもに言われたこの一言が、夜勤なしにして本当によかったと心から思えた瞬間でした。
私にとっては、収入よりも家族との時間、心の余裕が大切でした。
夜勤なしパートで感じたデメリットとその対策
もちろん、良いことばかりではありません。
⚫︎収入の減少
→家計を見直し、無駄な固定費をカット。ポイントもフル活用中。
⚫︎キャリア停滞の不安
→学びを止めないよう、オンラインセミナーや資格の勉強を継続中。
⚫︎社会との距離を感じる時も
→バリバリ働く同期の話を聞くと不安を感じることも。
ママ看護師同士での相談したり情報交換をして、孤独感を解消。
自分なりの「折り合いのつけ方」を見つけることが大事だと思います。
これからの働き方と、ママ看護師へのメッセージ
子育てと仕事、どちらも中途半端で落ち込んだ時期もありました。
でも、今は「この働き方は、今だけ。いつかまた変わる」と思っています。
子どもが成長したら、また常勤に戻ることも視野に入れています。
大事なのは、今の自分にとってベストな選択をすること。
同じように悩んでいるママ看護師へ。
無理をせず、自分を責めず、家族と自分の笑顔を大切にできる働き方を見つけてくださいね。
まとめ
・夜勤なしパートは、家庭とのバランスをとりやすい働き方
・収入面は工夫次第でカバー可能
・心と体の余裕が、子育てにも好影響を与える
「看護師を辞めなくてよかった」
そう思える今の働き方に、私はとても満足しています。
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