
ママナースの転職、書類で差がつく!
育児が落ち着いてきて、そろそろ看護師として復職したい。でも、履歴書や職務経歴書に「育児ブランク」ってどう書けばいいの?と悩んでいませんか?
実は、育児によるブランクがあること自体は不利ではありません。むしろ、伝え方次第で「家庭と両立しながらも頑張ろうとする姿勢」が好印象につながることもあります。
この記事では、ママナースが転職で選考を通過しやすい履歴書・職務経歴書の書き方のコツを具体的にご紹介します。
ママナースの転職活動における書類の重要性とは?
看護師の転職は求人も多く、比較的採用されやすいと思われがちですが、「働き方の希望が細かいママナース」こそ、書類での印象が非常に大切です。
採用担当者はまず、履歴書や職務経歴書から以下の点をチェックしています。
・これまでの経歴とスキル
・ブランクとその理由
・勤務可能な曜日・時間帯
・長く働けそうかどうか(定着性)
子育て中だからこそ、「どれだけ意欲的に復職しようとしているか」を伝えることが大切です。
履歴書の書き方|子育て中・ブランクありでも好印象にするコツ
●基本のポイント
・PC作成がおすすめ(清潔感・読みやすさUP)
・A4サイズ1枚にまとめるのが一般的
・学歴・職歴は時系列で簡潔に記載
●志望動機の例(ママナース向け)
・例文:
子育ても一段落し、再び看護師として患者様と関わりたいという思いから応募しました。以前の勤務先では外来・病棟両方での経験があり、丁寧な対応を心がけてきました。現在は子どもも保育園に通っており、平日の日中を中心に安定して働ける環境が整っています。今後はライフスタイルに合わせながらも、貴院で長く貢献したいと考えております。
ポイントは、育児中であることを正直に書きつつ、前向きな姿勢を強調することです。
●特記事項や備考欄には…
・勤務可能な時間帯(例:「週4日・9:00〜16:00希望」)
・通勤時間、保育園の送迎時間なども必要に応じて
職務経歴書の書き方|ブランク期間の伝え方がカギ
●職務経歴書は簡潔&具体的に
・例:
2015年4月〜2019年3月 ○○病院 内科病棟勤務(常勤)
主な業務内容:バイタルサイン測定、服薬指導、看取り対応等
●ブランク期間の伝え方
NG例:
特に記載なし/「育児のため」だけで終わる
OK例:
2019年4月〜2024年3月 出産・育児のため離職。現在は子どもが保育園に入園し、復職に向けた準備を進めている。
さらに好印象なのは、ブランク中も看護に関心を持っていたことのアピールです。
在宅看護の本を読む、医療系のセミナー受講、最新の感染対策知識の勉強など
●今後の希望や意欲も記載
・「最初は時短勤務で、将来的には常勤も視野に」
・「ブランクはありますが、現場感覚を早く取り戻せるよう努力します」など
書類作成NG例と改善ポイント
NG例 | 改善ポイント |
---|---|
ブランクを隠す or 書かない | 正直に書く&ポジティブな理由で説明 |
志望動機が「近いから」「休みが取りやすそう」 | 施設の特徴と自分の想いを絡めて書く |
職務内容がざっくりしすぎ | 配属先や業務内容を簡潔に記載する |
誤字脱字がある | 提出前に何度もチェック! |
書類作成に自信がないママナースはエージェントの添削を活用しよう
「書き方が不安」「ブランクが不利に見られないか心配」
そんな時は、転職エージェントのサポートを活用するのがおすすめです。
看護師専門エージェントの強み
・志望動機・ブランクの伝え方を個別添削
・子育てママに合った求人の紹介
・面接で聞かれやすい内容のアドバイスも
ママナースにおすすめのエージェント
・看護roo!:履歴書添削サポート+時短求人多数
・レバウェル看護:子育てママの転職実績多数
・ナースではたらこ:ブランクOK求人に強い
育児ブランクも伝え方次第で強みにできる!
履歴書・職務経歴書は、あなたの“分身”のような存在。
特に育児ブランクのあるママナースにとっては、自分の想いや働き方の希望を伝える大切なツールです。
「ブランク=マイナス」と捉えるのではなく、「家庭と向き合った経験」や「復職への意欲」を前向きに表現すれば、採用担当者にもあなたの魅力がしっかり伝わります。
焦らず、丁寧に準備して、あなたらしい働き方を一歩ずつ実現していきましょう!
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