

仕事に育児に家事に毎日いっぱいいっぱいでもう限界…。
育児中の私でももっと余裕を持って働ける職場ってないかしら。

毎日本当におつかれさまです!
仕事も育児も頑張りたい看護師ママにおすすめしたい子育てとの両立がしやすい職場をまとめたのでぜひ転職する際の参考にしてみてくださいね。
看護師の仕事はただでさえハードなのに、子育ても両立するとなると本当に大変ですよね。
この記事では、日々仕事に子育てに頑張るママナースやこれからママになる方に向けて3児のママナースである筆者の経験も踏まえて子育てしやすい職場5選と選び方のポイントをご紹介します。
・仕事、育児の両立で毎日ヘトヘト…
もっと時間と心の余裕が欲しい!
・育休から職場へ復帰できる気がしない。
・子育て中だから無理のない範囲で看護師に復帰したい!
・出産後の働き方について悩んでいる。
子育てしやすい職場選びの5つのポイント

夜勤がない
もちろん夜勤をしながら子育てとの両立も可能です。私も以前は総合病院の病棟看護師として夜勤をしていました。でも、子どもとの時間がなかなか取れず寂しい思いをさせてしまうことも多く、「行かないで」と泣く我が子を置いて夜勤に向かうのが辛かったのを覚えています。日勤のみの勤務であれば保育園や小学校に通う子どもとの生活のリズムが同じなので子どもとの時間を確保しやすくなりますよ。

夜勤のある職場を退職した時は、子どもから「もう夜にお仕事行かないの?朝起きても家にいる?やったー!」とすごく喜ばれ、辞める決断をしてよかったなと思ったのを今でも覚えています。
残業が少ない
情報収集のための前残業、先輩ナースが残っていると先に帰れない、終業間際の緊急入院の対応、忙しすぎて終わらない記録、委員会や看護研究など看護業務以外でも日々やることがたくさんありすぎて残業が当たり前の看護師の労働環境。やっと仕事を終えてもお迎え、お風呂、ご飯の準備、寝かしつけなどやることがいっぱい!残業が少なければ家庭での時間に余裕も生まれ、心にもゆとりができますよ。

残業があると帰ってから寝かしつけまでも時間がなく、とにかくバタバタで、せっかくの子どもとの時間を楽しむ余裕なんてゼロ。
残業がないと気持ちの余裕が生まれ、じっくりと子どもの宿題を見る時間ができたり、絵本をいつもよりたくさん読んであげられたりできるので家での時間も充実できて自分も家族も心穏やかに過ごせますよ。
土日に休みが取れる
平日のみの勤務の場合、子どもの生活リズムに合わせやすくなり育児との両立がしやすくなります。保育園などの子どもの行事があったり、日曜日や祝日は保育園もお休みとなるので預け先がなく勤務調整が大変…なんて心配もありません!また、平日バタバタで子どもとじっくり関わる時間を持てなくて悩んでいるママも週末にしっかり親子の時間をとれるのは嬉しいですよね。

未就学児の時は、土日に一緒に過ごせなかった時は平日にお休みさせて一緒にお出かけしたりしていましたが、子どもが小学生になるとそうもいかず。土日が休みの職場で働くようになってからは家族の時間も増えてとても満足しています!
ママナースが多い
職場にママナースが多いと子どもの体調不良時の突発的な休みの場合にも理解が得られやすく、お互い様の気持ちで助け合って働ける雰囲気の職場が多いです。保育園に入ってしばらくはすぐに熱を出して繰り返し休みがち…「うちの子もよく休んでたよ、小さいうちはしょうがないよ。」「心配だね。家でゆっくり休ませてあげな。」など私自身も温かい言葉に何度も救われました。

病院勤務時代は、ママナースが少ない&子ども嫌いお局がいて、子どもの体調不良で休みをもらう時は毎回嫌味を言われて本当に辛かった…
もちろん優しい方もたくさんいたから頑張れたんだけど、理解してもらえる環境って本当にありがたいです。
自宅や保育園から通いやすい
子育て中は、朝起きてから支度して送り出すまでもバタバタ、夕方も仕事が終わってからすぐに延長保育になる前に間に合うようにダッシュで保育園へお迎えに向かうそんなママも多いのではないでしょうか。職場が自宅や保育園から通いやすいと時間に余裕が生まれて気持ちがだいぶ楽になりますよ。

子育て中は子どもの送迎の時間の関係で働ける時間が限られてしまいますよね。
通勤時間も長いと勤務できる時間も短くなって手取りも少なくなるので金銭面でも自宅や保育園から近い職場が私としてはおすすめです!
子育てしやすい職場5選

病院の外来や夜勤のない部署
看護師の人数が多いので子どもの体調不良時などの突発的な休みも取りやすく、福利厚生もしっかりしているのでおすすめです!また、院内保育室が完備されているところも多いので小さい子どもがいる方も安心です。しかし、夜勤免除は就学前までなどの条件があったり、定期的に部署異動があったりすることもあるので注意が必要です。

夜勤がないので給料面は夜勤ありと比べると下がってしまうところが多いです。
総合病院などでは夜勤なしの外来勤務は非常勤のみの募集だったりする場合もあるのでボーナスがないことも。しかし、職場によりますが非常勤であれば基本的に定時で上がれることが多いようです。
訪問看護・訪問診療
基本的に日勤のみで土日祝は休みの職場が多いのが特徴です。また、残業もほとんどなく子育てとの両立がしやすい環境といえます。ただ、訪問看護の場合は基本的に一人で利用者さんを対応しなければならず自分で判断できるアセスメント力が必要になります。また、事業所によっては夜間や緊急時のオンコールがある場合もあるので転職前に確認が必要です。

訪問看護は基本的に一人で利用者さんのお宅に伺いケアを行いますが、訪問診療は医師と同行するので初めての方も安心◎しかし、訪問診療の求人は訪問看護に比べ求人も少なめです。ドライバーも兼ねて募集が出ることもあり、その場合は給料も高めなので運転に自信がある方にはおすすめ!
デイサービス・デイケア
日勤のみの勤務で土日祝休み、残業もほとんどない職場が多いです。仕事内容もバイタルチェックや服薬管理など難しい医療行為はなく、看取りやオンコールなどの対応もないので病院勤務と比べて精神的ストレスは少ないですが、スキルアップを目指す人には不向きです。単発求人として応募されていることも多いため、気になる方は一度単発で経験してから転職することもできますよ。

高齢者の方とのコミュニケーションが好きな方におすすめの職場です。病院と異なり利用者さん一人一人とじっくり関われるのも魅力の一つ。しかし、看護師一人のみのことが多く、急変のリスクは少ないものの医師も常駐していないため緊急時などは自分自身で判断する必要があるので注意が必要。
クリニック
日勤のみで午前のみや午後のみなどの時短勤務ができる職場が多いです。スタッフが少人数のためアットホームな職場が多いですが、看護業務以外に清掃や受付などの業務もあったり、人数が少ないので子どもの体調不良など突発的な休みに対応できるかは事前に確認が必要です。また、フルタイムで勤務する場合には、診察終了時間が早めのクリニックを選ぶのも重要です。

クリニックは、午前診療と午後診療の間の休診時間が長いのが特徴。そのため、終業時間が19時となる職場も多いです。子どもが小さい場合、保育園のお迎えなどもあり常勤は厳しいことも。非常勤希望であれば、週1日など少ない日数から勤務でき、子どもが小さくても無理なく働けるのでおすすめです!
保育園
日勤のみで、土日祝休みの職場が多いです。仕事内容も体調不良や怪我をした際の対応や健康診断の際の調整などで難しい医療行為はないので小児科経験がなくても大丈夫!子どもたちと過ごしながら成長を見守れるので子ども好きの方にはおすすめの職場です。基本的に看護師は一人体制のところが多いので、自分で判断する場面もありますが、園医や園長と相談できる環境があると安心です!

公立の園では保健室で保健の仕事のみを行うことが多いようですが、基本的には0歳児クラスの保育補助として入ることが多いです。ケガや病気の子がいれば、その子の対応をすることになります。小児科の経験がなくても小児のよくある病気やケガの対応を勉強しておけば大丈夫です!子育て経験があるのは最大の強みですよ。
何を優先したいか考えて自分らしく働ける職場を選ぼう!

今回は子育てしやすい職場の選び方についてご紹介しました。それぞれの家庭の状況であったり、重視したい条件は人それぞれだと思います。自分一人で悩んでもなかなか答えが出ない…そんな時はプロに力を借りましょう!キャリアアドバイザーさんが親身に相談に乗ってくれるので、自分に合った働き方や職場がきっと見つかるはずです。転職サイトによっても働き方や職場など扱う求人に違いもあるので2社以上登録することをおすすめします。
コメント