
子どもが小さいと看護師は本当に大変
「こんな小さい子を抱えて、看護師の仕事なんて無理なのかな…」
私が第一子を出産した後、常勤として復帰した時の正直な気持ちです。
・朝は家族の支度でバタバタ
・日中は職場でバタバタ
・夜は寝かしつけ後にぐったり
子どもが小さい時期って、本当に体力も気力も限界ですよね。
でも、そんな中でも「看護師として働きたい」という気持ちがあるのなら、無理なく働ける環境を選 ぶことが何よりも大事です。
この記事では、子育て中の看護師ママが安心して働ける職場の特徴と、私が実際に転職して感じた“選び方のコツ”をまとめています。
小さいこどもがいると、なぜ看護師は働きづらいのか?
シフトの融通が利きづらい
看護師の仕事はシフト制が多く、希望通りに休みが取れないことも。
保育園の行事や子どもの通院など、急な予定が入るママには負担が大きいです。
急な休みや早退に理解がない職場も
「また子どもの熱?」「昨日も休んでたよね」
…そんな心無い言葉に傷ついた経験、ありませんか?
子育て中のナースが少ない職場だと、どうしても肩身が狭くなりがちです。
「ママナース」に対する無言のプレッシャー
夜勤免除されたり、時短勤務だったりすると「楽してる」みたいな空気を感じることも…。
でも、実際は家では24時間体制で育児中。
楽するどころか、むしろ休まる暇がないのが現実です。
子育て中のママナースが働きやすい職場の特徴5選
1.子育て中のスタッフが多い
同じように子育てをしているスタッフがいるだけで、気持ちが本当にラクになります。
「うちもこの前、保育園から呼び出しあってさ〜」
そんな共感の言葉があるだけで、罪悪感や孤独感が和らぎます。
私が以前勤めていた職場はほとんどが独身のスタッフばかりで、子どもの発熱で休むたびに申し訳なさでいっぱいでした。
2.シフトが柔軟で希望休が通りやすい
「保育園の行事」「家族の通院」など、家庭の予定に合わせて柔軟にシフト調整できる職場は本当にありがたいです。
希望休が月に数日出せるだけでも、家族との時間が保てるのでストレスがぐんと減ります。
3.日勤のみ・残業ほぼなしの勤務形態
夜勤や残業がないだけで、生活リズムがぐっと整います。
私は、残業のないクリニックに転職してから、「子どもと一緒にごはんを食べて、お風呂に入って寝る」という当たり前の生活が戻ってきました。
これができるだけで、心の余裕が全然違います。
4.育休・時短制度が実際に活用されている
制度があるだけでなく、実際のママナースが制度を活用しているかどうかも大切です。
「時短制度はあるけど、取ってる人いないよ…」
という職場も少なくありません。
見学時や面接時に「実際に時短勤務されている方はいますか?」と聞くのもおすすめです。
5.人間関係が穏やかで協力的
どんなに制度が整っていても、人間関係がギスギスしていたら意味がありません。
ママナースへの理解がある職場は、スタッフ同士の協力体制もしっかりしています。
急な欠勤にも「お互いさまだよ」とフォローし合える雰囲気は、何よりの安心材料です。
実際に私が感じた「働きやすい職場」の選び方のコツ
求人情報だけで判断しない
求人票には「子育て支援あり」などの文言があっても、実際の雰囲気や対応とは違うこともあります。
私は転職する前に、必ず職場見学をお願いしました。
リアルな現場を見ると、「ここは無理だな…」と直感で分かることもあります。
「ママナース歓迎」と書かれていても実情はさまざま
実際に働いてみないとわからないことも多いので、現場の内部情報を教えてくれる人がいると安心です。
私は転職時、看護師専門の転職エージェントに相談しました。
現場の口コミや雰囲気まで教えてくれて、「この職場なら、ママでも働きやすいと思いますよ」と具体的に提案してくれたのが心強かったです。
無理せず「自分に合う環境」を選ぼう
子育て中の看護師にとって、「働きやすい環境」かどうかはとても重要なポイントです。
「大変だけど、みんなやってるから。」
そんな無理を続けて、自分や家族が壊れてしまっては意味がありません。
あなたには、安心して働ける環境を選ぶ権利があります。
・働く時間や場所を見直す
・人間関係や制度の整った職場を選ぶ
・サポートしてくれる人に相談する
この3つを意識するだけで、働きやすさは大きく変わります。
私も、転職してから毎日の生活に余裕が生まれ、子どもたちとの時間を大切にできるようになりました。
「今の職場、ちょっと辛いな…」と感じているなら、まずは情報収集からでもOKです。
あなたらしい働き方を一緒に見つけていきましょう。
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